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片付け業者を選ぶ前に|古物商・産業廃棄物・一般廃棄物、許可の違い

執筆: 酒井宏幸

「回収も買取もできます」は、実は三つの別の話です

片付けの業者を探していると、どのホームページにも「不用品回収」「買取」「処分」と並んでいます。しかしこの三つは、法律上まったく別の許可にもとづく行為です。どの許可を持っているかによって、その会社が扱える範囲は変わります。

ここを確認しないまま依頼すると、「買い取れなかったものは持って帰れません」と当日に言われたり、処分の行き先が説明できない業者に引き渡してしまったりします。この記事では、片付けを頼む前に確認しておきたい許可の違いと、その調べ方を整理します。

古物商許可|品物を「買い取る」ための許可

中古品を買い受けて再び流通させるには、古物営業法にもとづく古物商の許可が必要です。「買取もできます」と書かれていても、この許可がなければ品物を買い受けることはできません。

古物商には、買い受けの際にお売りいただく方のお名前・ご住所・年齢・ご職業などを確認する義務があります。買取をお願いするときに身分証の提示を求められるのは、この決まりによるものです。逆にいえば、身分証の確認をしない買取は、手続きとして正しくありません。

ベストクリーンサービスは古物商許可証 第542562302600号を保有しています。許可番号はホームページのフッターに掲載しているので、依頼前にご確認いただけます。

産業廃棄物収集運搬業許可|事業活動から出た廃棄物を運ぶための許可

事業活動にともなって出た廃棄物のうち、法律で定められた種類のものは産業廃棄物として扱われます。これを収集し運搬するには、都道府県ごとの産業廃棄物収集運搬業の許可が必要です。ここで大事なのは、許可は都道府県ごとに取るものだという点です。「産廃の許可があります」という説明だけでは、その現場のある都道府県で運べるかどうかは分かりません。

当社の産業廃棄物収集運搬業の許可は、愛知県(02300238953号)と岐阜県(02100238953号)の2県です。許可のない県では産業廃棄物の収集運搬は行いません。この点は、あいまいにせず最初にお伝えしています。

一般廃棄物収集運搬業許可|ご家庭から出たごみを運ぶための許可

ご家庭から出るごみは一般廃棄物にあたり、産業廃棄物とは別の許可が必要です。こちらは市町村ごとの許可で、新規の許可が出にくい地域もあります。片付け業者が家庭ごみをそのまま運ぶには、この許可を持っているか、許可業者と連携している必要があります。

当社は一般廃棄物収集運搬業の許可業者ではありません。愛知県・岐阜県・三重県のいずれにおいても、提携する一般廃棄物収集運搬許可業者と連携して適法に処理します。持っていないものを持っていると言わないこと自体が、確認していただきたいポイントのひとつです。

依頼前に確認したいこと

  • 許可の種類と番号が公開されているか: ホームページや見積書に、許可の種類と番号が書かれているかを見てください。番号があれば、行政の公表情報と照らし合わせることもできます。

  • どの都道府県の許可か: 産業廃棄物の許可は都道府県ごとです。現場のある県の許可があるかを確認してください。

  • 買い取れなかったものの行き先: 買取と処分をどちらも行う会社なら、買い取れなかった品物をどう処分するかまで説明できるはずです。

  • 見積もりの内訳: 作業範囲、料金、追加料金が発生する条件が書かれているか。当社の場合、現地見積もりが完了していれば追加料金がかかることはありませんが、見積もり時に確認できなかった消火器・金庫が当日に出てきた場合は実費相当の追加料金がかかる、といった条件を先にお伝えしています。

  • 買取の明細が書面で出るか: 何をいくらで買い取ったかが分かる明細書が出るかどうか。相続や法人のご依頼では、この書面がそのまま説明資料になります。

行き違いになりやすいパターン

「無料回収」と言われて、当日に費用が発生する

ご自宅の前まで来てから金額の話になると、断りにくくなります。当社は、お写真をLINEで送っていただく概算見積もりも、現地にうかがう現地見積もりも、どちらも費用をいただきません。金額と作業範囲を先に決めてから作業に入ります。

「買取もします」と言われたが、明細が出ない

いくらで買い取ったのかが書面で残らないと、あとから確認できません。特に相続や法人のご依頼では、他の相続人の方や社内への説明が必要になります。当社は査定した品目と金額を記載した明細書をお渡しし、片付けの見積金額からいくら差し引いたかが分かる形でご請求します。

買い取れなかったものを置いていかれる

買取だけを行う会社は、値段がつかなかったものを引き取れないことがあります。当社は買取と回収・処分をまとめてお受けできますので、査定の結果にかかわらず現場が片付いた状態になります。

追加料金の条件が説明されていない

当社の場合、現地見積もりが完了していれば見積額から追加料金がかかることはありません。ただし見積もり時に確認できなかった消火器・金庫が当日に出てきた場合や、事前の打ち合わせと違う場所から荷物を持ち込まれた場合は、実費相当の追加料金がかかります。こうした条件を先に文字で出せるかどうかも、判断材料になります。

買取と処分を同じ会社に頼めると、判断が一度で済みます

許可の話が重要なのは、「売れるもの」と「処分するもの」の線引きが現場で起きるからです。買取だけの会社は、売れないものを置いていきます。処分だけの会社は、売れるものも処分費として計算します。両方を扱える会社なら、その場で仕分けができます。

当社は、まとめて「一山いくら」で値段をつけることはしません。品名・型番・状態・付属品の有無・数量を1点ずつ確認したうえで、運営会社である株式会社ライフストーリーズが開発・提供するリユース事業者向けAI査定システムCircleReuse(サークルリユース)で算出します。写真から相場・状態・カテゴリを判定し、過去の落札相場や取引データも参照するため、目視だけの概算ではありません。査定の結果は明細書でお渡しし、片付けの見積金額からいくら差し引いたかが分かる形でご請求します。

見積もりの取り方

お見積もりは無料です。お写真をLINEで送っていただく概算見積もりも、現地にうかがう現地見積もりも、どちらも費用はいただきません。見積もり時に買取品のご相談も同時にできます。買取の出張査定だけでお伺いすることもでき、出張費・査定料・キャンセル料はいただきません。査定額にご納得いただけない場合は、そのままお引き取りいただいて構いません。

対応エリアは愛知県・岐阜県・三重県です。掲載している市区町村以外の地域は交通費が追加されますので、まずはご相談ください。

まとめ

片付けの見積もりを比べるときは、金額の前に許可を見てください。買い取るには古物商許可、事業活動から出た廃棄物を運ぶには都道府県ごとの産業廃棄物収集運搬業許可、ご家庭から出たごみを運ぶには一般廃棄物収集運搬業許可。この三つのどれを持ち、どれを持っていないかをはっきり書いている会社は、当日の説明も食い違いません。

買取の詳しい内容は買取サービスのページに、買取についてよくいただくご質問は買取のよくあるご質問にまとめています。ご相談はお問い合わせフォームから、お電話は050-1792-1491で24時間受け付けています。

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